痛くもないし、食事はしにくいが食べられる。そもそも治療の必要はあるのか?と思いながら抜けた歯を長く放置してしまうほどにさまざまなリスクが高まります。
歯を失った際には早めに入れ歯やブリッジ、インプラント治療などの治療を受けましょう。
歯列にかかる力のバランスが乱れることで、歯が倒れてきたり傾いたりして歯列が乱れます。
同時に噛み合わせも変化し、食事や会話に影響が及びます。
噛み合わせが乱れることで顎関節に負担がかかり、顎関節症を発症する恐れがあります。
顎関節症になると、頭痛や肩こり、不定愁訴などが起こり、日常生活に影響を及ぼすことが少なくありません。
よく噛めないことで咀嚼がうまくできなくなり、胃腸に負担がかかります。
上顎の前歯を失うと、サ行、タ行、ハ行、マ行の発音が難しくなり、コミュニケーションに支障がでる場合があります。
歯が抜けた状態を長らく放置すると、あごの骨が退縮したり、顔の筋肉のバランスが崩れて顔貌が変化する恐れがあります。
歯を失うことで、見た目が気になったり、コミュニケーションに支障が生じたりして自信を失う方が少なくありません。
歯を失った影響で周りの歯が傾いたり倒れてきたりすることで、治療の難易度が上がる場合があります。
例えば、ブリッジを行うときに歯が傾いている場合は神経の除去が必要になることもあります。
その結果、患者さまへの負担が大きくなります。
歯を失った影響で周りの歯が傾いたり倒れてきたりすることで、治療の難易度が上がる場合があります。
例えば、ブリッジを行うときに歯が傾いている場合は神経の除去が必要になることもあります。
その結果、患者さまへの負担が大きくなります。
当院で対応している骨造成・再生治療は以下の内容となります。
歯を支える歯ぐきの中の骨(支台歯)の厚みや高さが足りない場合に、骨補填剤を盛り付けて骨のボリュームを取り戻す方法です。
盛り付けた骨補填剤の上にはカバーの目的でメンブレンと呼ばれる膜をかぶせた後、歯ぐきを縫合し、数か月後に骨が出来るのを待ってからインプラントを埋入します。
上あごの骨の高さが足りない場合に、上あごの上にある上顎洞と呼ばれる空洞部分に骨補填剤を入れて、インプラントを埋入するだけの骨の高さを作る方法です。
上あごの頬骨の横から小さな穴をあけて、上顎洞とシュナイダー膜と呼ばれる薄い膜との間に丁寧に人工骨を詰めていきます。
数か月後に骨がしっかり出来るのを待ってからインプラントを埋入します。
あらかじめインプラントを埋入する場所に、専用の器具で穴を空け、そこから人工骨を徐々に詰めていき、骨の高さをカバーする方法です。
骨補填剤の充填と同時にインプラントを埋入し、数か月後に骨が出来るのを待ちます。
当院にはインプラント専門医も在籍しております。
インプラントを使って入れ歯を安定させる方法で、埋め入れたインプラントの上に、連結するためのパーツを接続し、それにピッタリと合う入れ歯を装着させます。
インプラントに入れ歯がしっかりと固定されますので、入れ歯に起こりがちな問題が解消され、よく噛んで食べられるようになります。
総義歯(とくに下顎)はなかなか安定させることが難しく、すぐ外れてしまう、痛くて噛めないというケースを経験することがあります。
総義歯は歯がない粘膜(歯茎)の上にただ乗っかった状態で義歯内面と粘膜との吸着によって安定させるように作ります。
義歯の総面積の広さがいかに吸着を得られるかという要素の1つになるのですが、とくに下顎の場合はU字型で総面積も上顎に比較して広くありません。
そのため、良好な吸着が得られ、安定して咀嚼できるケースは限られてしまいます。
顎の骨に2~4本のインプラント(本数はお口の状態によって異なる)を埋め込み、取り外し式の総入れ歯をつけます。
噛む力が大きくなるため、総入れ歯が割れたり、すり減ったりしやすくなる。